こんにちは、逆張り投資家のしめじです。
私が最近気になって仕方がないテーマ――それが**「水道管の老朽化」**です。
全国のインフラが悲鳴を上げ始めているのは、報道などで耳にした方も多いでしょう。特に水道インフラは「静かなる爆弾」とも呼ばれ、ある日突然、道路が陥没したり、大規模な漏水が起きたりと、インフラ寿命問題が表面化しています。
そんななか、栗本鐵工所とクボタという、インフラ更新の最前線に立つ企業が注目されています。今回はこの2社の現状を整理し、逆張り投資家としてどのタイミングで仕込むべきかを探っていきたいと思います。
水道管の9割が「寿命超え」目前!?
まずは背景から。
日本の水道管の耐用年数は約40年とされていますが、2025年時点で全国の水道管の約3割が法定耐用年数を超える見込みです。さらに、2030年には約6割以上が老朽化状態に陥ると試算されており、全国的な更新需要は避けられない状況にあります。
そして何より、水道管の更新は「延期できない投資」です。
景気が悪かろうが財政が厳しかろうが、水道が止まれば生活は成り立たない。まさに公共インフラ投資の最後の砦とも言える存在です。
すでに買われ始めた「栗本鐵工所」と「クボタ」
栗本鐵工所(5602)
水道用ダクタイル鋳鉄管の国内大手。特に都市部の地中配管に強みがあり、更新需要の本命株とも言われています。地味ながら着実に売上を積み上げており、2024年の決算では営業利益が前年からも伸びており堅調。
株価は2024年末から急騰し、直近では年初来高値を更新中。すでに先回りして買われた感はありますが、業績自体は追い風が続く構造で、下がったところは拾いたい銘柄です。
クボタ(6326)
「農業機械メーカー」としてのイメージが強いクボタですが、実は水道インフラ事業にも力を入れており、ダクタイル管や水処理施設、上下水道のプラント整備も手がけています。
しかも、海外の上下水道インフラも狙っており、中長期での伸びしろは栗本鐵工所以上。特にアジア圏での展開に注目が集まっており、「世界のインフラ整備」というテーマでも買われる材料になります。
ただし、こちらも2024年頃から株価が下落トレンドに入り、PBR0.8倍前後&PERも10倍割れと割安感は。ただし企業規模が大きく、農機具など他の売上が大きいため本テーマによる業績へのインパクトは少ないかもしれません。
逆張り投資家「しめじ」としての視点:今は“待ち”!
さて、ここまで聞くと「じゃあすぐに買わないと!」と思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
私は逆張り投資家。
「みんなが欲しがるときに買う」のは逆張りじゃない。
今は栗本鐵工所もクボタも“今なら安心”という心理が働きやすい局面です。だからこそ、少しでも悪材料が出れば、いったん売られて株価が調整する可能性がある。
たとえば、以下のような「一時的な売り要因」が出たらチャンスです。
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原材料高(ダクタイル鋳鉄のコスト上昇)
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業績が前年比で鈍化(成長は続いていても、増加率が鈍れば売られる)
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日経平均の急落に巻き込まれる
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為替変動で輸出コスト増
こうした“外部要因で売られる”タイミングこそ、逆張り投資家の出番。中長期でインフラ投資が進むのはほぼ確実なので、押し目は拾っていくべきです。
投資のヒント:「生活に欠かせないモノは、最終的に勝つ」
水道、電気、ガス。どんな時代でも必要なインフラを支える企業は、目立たなくても利益を積み上げていくタイプです。
例えるなら、人気のタレントが使うヘアワックスではなく、地味だけど絶対に必要なシャンプーの製造元のような存在。目立たないけど、毎日必ず使う。
そしてシャンプーが切れたら、買わないとどうにもならない。
**水道管も同じ。いざ漏水が起きたら、自治体も個人も「更新せざるを得ない」**のです。
まとめ:逆張り視点で“水道管銘柄”を拾いに行く準備を!
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水道インフラは放置できない「構造的需要」。
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栗本鐵工所とクボタは、すでに物色されているが…
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一時的な悪材料で押したら拾いたい本命銘柄。
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安全資産ではないが、中長期で報われる可能性が高い。
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地味なインフラこそ、派手なテーマ株より手堅いリターン。
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・最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。