
こんにちは、逆張り投資家の「しめじ」です。
最近、ひっそりと、でも個人的には見逃せないニュースがありました。
日銀、2002年からの銀行保有株式の買い入れ分をすべて売却完了。
「え、何それ? 景気に関係あるの?」とスルーしそうな方、ちょっと待ってください。
これ、長年の“重し”が外れたことを意味する重要な出来事なんです。
📜 遡ること2002年──日銀はなぜ株を買っていたのか?
まず、背景をおさらい。
2002年。当時の日本は「不良債権処理問題」真っ只中でした。
この悪循環を断ち切るため、日銀は異例の政策に踏み切ります。
それが、
「民間銀行が保有する株式を日銀が買い取る」
という超ド直球な救済措置。
本来は市場に介入しないはずの中央銀行が、株を買った。しかも上場企業の株式です。これが始まったのが2002年。
そして、あれから20年以上経った2025年夏──
ついにその株式の“売却が完了”した。
これは、表面的には「地味なニュース」ですが、よく見るといろいろな意味が込められているんです。
📦 長年の“売り圧力”が消えた
株式市場ではよく、
「誰が売るか?」
「どこに売り圧力があるか?」
が注目されます。
ETF、年金基金、ファンド、そして日銀――。
巨大な資産を持つプレイヤーの売買は、直接的に市場に影響します。
今回の日銀のニュースは、こう言い換えることができます。
「約20年分の売り圧がひとつ、完全に消滅した」
これは、市場の下押し圧力がひとつなくなったことを意味します。
🔥 一方で、米国株は過熱気味?
ここで、2025年7月現在の相場を見てみましょう。
とにかく今は“株を買わない理由がない”とばかりに資金が流入しています。
でも、逆張り投資家のしめじ的には、ここにちょっとした居心地の悪さを感じています。
「皆が強気なときほど、静かに構えたくなる」
この感覚、共感いただける方も多いのではないでしょうか?
🧠 売られる理由がひとつ減った今、何が変わる?
今回の日銀の株売却完了は、以下のように解釈できます。
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✅ 過去20年の政策的売却圧力がゼロになった
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✅ 国内市場における需給の安定材料
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✅ 「日銀が売ってくる」という不安がひとつ消えた
これだけで株が上がるわけではありません。
でも、下がりづらくなる地盤整備が進んだと見ることはできる。
ましてや、現在は「米国の過熱感に対する冷静な視線」が求められているタイミング。
つまり、しめじ的にはこんな構図が見えてきます。
海外市場は天井感、国内市場は下押し圧が薄まった。
──となれば、次のターゲットは……?
👀 逆張りの発想:いったん、日本市場に注目してみては?
私はあくまで“逆張り”をモットーにしています。だから、
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大騒ぎになってるAI銘柄はスルー
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静かに売られてる、でも中身はしっかりしてる企業
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地味だけど業績をコツコツ積み上げるメーカーや中堅株
こういったところに資金が向かう準備が進んでいる気がしてなりません。
特に、**需給の節目(今回のような日銀の売却完了)**は、流れの転換点として意識されがち。
しめじは、今後の投資戦略を考えるうえで、このニュースを「ただの過去の清算」とは見ていません。
むしろ、
「いよいよ日本市場が自力で立つ準備ができた」
というメッセージだと受け取っています。
🧭 最後に:戦況を見守るとは、何もしないことじゃない
「見守る」と言うと、傍観しているように思われがちですが、しめじにとっての「見守り」はこうです。
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✅ 銘柄をリストアップしておく
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✅ なぜ割安なのかをメモしておく
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✅ 一時的な売られ方をしている銘柄に注目する
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✅ “におい”がしたら、そっと買い始める準備をしておく
日銀の売却完了は、長い歴史の中の小さな節目です。ですが、投資家の目線で見れば、見過ごしてはいけない需給の変化なんです。
株価が騒がしい今こそ、地味な変化に目を向ける。
そして、マーケットが見落とした“裏側”に、光を当てる。
それが、逆張り投資家しめじのスタイルです。
※当ブログの内容は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。