
こんにちは、逆張り投資家のしめじです。
株価が上がり続けると、「まだまだ上がる!」「この流れに乗らなきゃ損だ!」という熱狂が市場に広がってきます。
でも、市場には必ず“天井”がある。
それに気づかず、最後のババをつかまされるのが、常に「後から参入してきた人たち」です。
今日は、そんな“危険な熱狂”に近づいたときに現れる「株式市場の天井サイン」を、私なりの視点で紹介していきます。
1. 日経平均やS&P500が「連日最高値更新」するけど、個別株が死んでる
「指数だけが上がってる」という現象、よく見かけませんか?
例えば、日経平均が3万9000円を超えて「バブル後最高値!」とニュースが騒いでいるのに、自分の持ち株はさっぱり上がらない。むしろ下がってる……。
これは、一部の大型株だけが買われて、他が見捨てられている証拠です。
まるで満員電車の中で、特定の人だけがスポットライトを浴びてるような異様な状況。健全な市場は、幅広い銘柄が上昇する“すそ野の広がり”があるもの。指数と現実に乖離がある時、要注意です。
2. PERが意味不明な高さに…バリュエーション崩壊状態
企業の利益がそこまで増えてないのに、株価だけがぶっ飛んでいく。
結果、PER(株価収益率)が30倍、40倍……いや、無限大!? みたいな銘柄が増えてくる。
過去にもこういう時期がありました。
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ITバブル時代のナスダック(2000年)
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EVバブルのテスラ・SPAC乱舞(2021年)
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最近だとAIテーマでPER100倍超も…
バリュエーションが崩壊したときが、バブル崩壊の一歩手前。数字の根拠がなくなったら、もうそれは「期待」じゃなくて「妄想」です。
3. 「この株を買えば儲かる」とテレビやSNSが大騒ぎ
最近、テレビのニュースやX(旧Twitter)で「○○株で資産が3倍!」「副業投資で月100万円!」なんて話をよく見かけませんか?
投資初心者が急増して、証券口座の開設数が記録更新される。
証券会社のCMがゴールデンタイムにバンバン流れる。
YouTubeでは「投資は義務教育にすべき」とまで言い出すインフルエンサーが登場。
これは例えるなら、ラーメン屋に朝4時から行列ができはじめたら、そろそろ味が落ちる兆候のようなもの。
熱狂が大衆化するときこそ、相場は終わりに近づいているのです。
4. 「ファンダメンタルズが無視され始める」時代が到来する
企業業績が悪くても、「これはAIだから」「これは脱炭素だから」と、何かしらの理由をつけて株価が上がり続けるようになります。
本来なら赤字企業や、利益が減っている企業が買われるわけがない。
でも、「テーマ株」や「ストーリー株」が幅を利かせ、実態よりも“期待の先取り”が過熱する局面は、天井の予兆。
要は、論理ではなく“空気”で買われている状態です。
5. IPOラッシュが止まらない&“妙に高い初値”がつきまくる
企業側もバカじゃありません。
「今なら高く売れる」と感じたら、こぞって上場してきます。
IPO(新規上場)の数が急増し、しかも初値が2倍・3倍当たり前のようになってきたら……それは企業側が出口を探し始めているサイン。
例えるなら、遊園地のジェットコースターでみんなが一斉に降りようとしているようなもの。あなたはそのタイミングで、逆に乗り込んでいませんか?
6. 金融緩和の出口が見え始める(それでも市場は気づいていない)
最後に最も怖いのがこれ。
金利がじわじわ上がってきて、FRB(アメリカの中央銀行)や日銀が「そろそろ利上げかも」と言い始めても、市場が「大丈夫っしょ」と楽観している時。
このズレが最大の落とし穴です。
特に日本市場では、日銀がETF買いを止める・長期金利のコントロールを終了するなどの動きがあると、株式市場にドカンと影響を与えます。
まとめ:「誰もが強気なときに、天井はすぐそこ」
市場の天井サインは、派手に盛り上がっているときほど気づきにくい。
でも、しめじはこう思います。
「静かに儲かっていた人たちが、何も言わずに現金化を始めるとき、天井は近い」
私たち逆張り投資家は、“皆が騒いでいる時ほど、静かに観察する目”が必要です。
今の相場が天井かどうか、断定はできません。
でも、今回紹介したサインのうち、いくつが当てはまっているかを一度チェックしてみてください。
それだけで、あなたの資産を守る大きなヒントになるかもしれません。
・当ブログ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。
・最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。