こんにちは、逆張り投資家しめじです。
最近「日銀がETFを売却するらしい」というニュースで投資家界隈がザワついています。これまでETFを大量に買い入れて株価を下支えしてきた日銀ですが、その逆回転が始まるとなると、相場全体にどんな影響があるのでしょうか。
特に気になるのが、日経平均の特殊な算出方法と、それによって大きな影響を受けやすい ファーストリテイリング(ユニクロの親会社) の存在です。
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日経平均株価の算出方法は「株価の単純平均」
まずは基本から。
日経平均は、225銘柄の株価を単純平均し、過去の修正などを考慮した「除数」で割ることで計算されます。
ここで重要なのは、時価総額加重平均ではない という点です。
つまり、1株あたりの価格が高い銘柄ほど、指数への影響が大きくなる仕組みになっています。
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日経平均の重石になりやすい銘柄たち
例えば、ソニーやトヨタのように時価総額が大きくても株価が1万円以下だと、指数への影響力は限定的。
一方で、ファーストリテイリング(株価4〜5万円台) や、東京エレクトロン(株価2〜3万円台) は、株価が高いために日経平均の動きを左右する「支配銘柄」になっています。
つまり、ETFの売却が進むときに大きな売り圧力を受けやすいのが、この株価の高い銘柄たちなんです。
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ファーストリテイリングの今後が重たい理由
ファーストリテイリングは「ユニクロ」「GU」を展開する世界的アパレル企業。業績は安定していますし、中国市場を中心に成長余地もあります。
しかし株価の位置を見てみると、すでに日経平均をけん引してきた分、上値が重たくなりやすい構造にあります。
PERは30倍超と、日本株としてはかなり割高水準
日銀ETF売却が始まれば「日経平均を押し下げる圧力」として真っ先に名前が挙がる
アパレル業界全体がインフレや原材料高の影響を受けやすい
つまり、ファーストリテイリングは「日経平均を引っ張るヒーロー」から「売却圧力のターゲット」になってしまう可能性があるんです。
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日銀ETF売却のマーケット心理
マーケットというのは数字以上に「心理」で動きます。
「日銀が売ってくるかもしれない」というだけで投資家は買いにくくなり、需給が悪化します。実際に売却されるのは時間をかけてかもしれませんが、“上値を抑える空気感” が漂うだけで十分重石になります。
特にファーストリテイリングのような高株価銘柄は、「日経平均を下げるのに使われる」イメージが強くなりやすいんですよね。
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しめじの逆張り視点
逆張り投資家として気になるのは、こうした「売り圧力」が意識されすぎた時です。
日銀ETF売却がニュースになり、皆がファーストリテイリングを売る。
その結果、割高感が解消され、長期的な買い場に転じる可能性もあります。
つまり「ETF売却=必ず暴落」ではなく、「一時的に下押しするが、そこからどう反発するか」に注目したい局面だと思っています。
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まとめ
日経平均は株価が高い銘柄が指数に大きく影響する構造
ファーストリテイリングはその代表格であり、日銀ETF売却の影響を強く受けやすい
割高水準や業界特性からも上値は重くなる可能性
ただし逆張り的には「過剰に売られた後の反発」にも注目したい
ETF売却のニュースは投資家の心理を揺さぶります。
こんな時こそ冷静に「何が本当に売られやすいのか?」を見極めたいですね。
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