しめじです。
「株で利益が出ても為替で目減りしたら意味ないじゃん…」と心配している読者の方も多いと思います。今日はそんな悩みに関係する 実質実行為替相場(REER: Real Effective Exchange Rate) について、できるだけわかりやすく整理してみます。
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【逆張り投資家の視点】株だけじゃなく通貨も見る!「実質実行為替相場」とは?
こんにちは、逆張り投資家しめじです。
最近は「ドルの信認が揺らいでいる」「円安はいつまで続くのか」「ユーロも弱い」など、為替に関するニュースをよく目にします。株式投資をしているとどうしても株価ばかり見がちですが、実際には通貨の価値そのものも投資リターンを左右する重要な要素です。
では、どのように通貨の価値を測るのでしょうか?
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実質実行為替相場(REER)って何?
一言で言えば、「自国通貨の総合的な競争力」を測る指標です。
名目為替相場 … ドル円、ユーロ円など、単純に2国間で比べたレート
実質実行為替相場 … 貿易相手国との通貨を総合的に比較し、さらに物価の違いも調整
つまり、ドル円だけを見ていても本当の通貨の強さは分かりません。
日本円がドルに対して安くても、ユーロやアジア通貨に対しては違う動きをしているかもしれない。さらにインフレで物価が高い国と比べると「実際の購買力」はまた変わってくる。
このズレを補正してくれるのが実質実行為替相場です。
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どうして重要なのか?
例えば日本円。
ドル円レートでは「過去最安値圏」と報道されますが、
実質実行為替相場で見ると「1970年代の水準まで円安が進行」している
といったニュースを目にした方もいるかもしれません。
これはつまり、日本の物価の低迷や経済成長率の低さも反映され、世界全体で見ても円の実力が落ちていることを意味します。
逆に言えば、円資産に固執していると、資産価値が目減りしてしまう可能性があるわけです。
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投資家にとっての活用法
1. 通貨の割安・割高を判断できる
実質実行為替相場が長期平均より低い → 割安(円安など)
高い → 割高(円高など)
2. 長期投資のヒントになる
株式投資をするとき、「為替がこれ以上動きにくい水準か」を把握する
逆張り投資家にとっては「割安通貨で資産を仕込む」絶好の機会になる
3. 資産分散の判断材料
円資産ばかり持っているリスク
ドル資産の過剰集中リスク
コモディティや実物資産でヘッジ
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しめじ的たとえ話
実質実行為替相場を見ないで投資するのは、スーパーで「100円」と書かれた値札だけ見て買い物するようなものです。
でも実際には、
他のスーパーでは同じ商品が80円で売っているかもしれない
物価全体が上がっていて、その100円の価値が下がっているかもしれない
「名目の値段」だけ見ても実力がわからないのと同じ。投資でも、通貨の“本当の実力”を測る物差しを持っておくことが大事です。
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まとめ
実質実行為替相場(REER)は「通貨の総合的な競争力」を示す指標
名目為替相場とは違い、貿易相手国や物価差も考慮
投資家にとっては「通貨の割安・割高を判断するツール」になる
為替リスクを意識しながら株・債券・コモディティを分散することで安心感が増す
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・当ブログ中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。
・最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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しめじでした。
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