逆張りサラリーマン投資家しめじ

逆張りこそ至高、高値は買わない!

アメリカ国債の信認が揺らぐ?──それでも最後に買われる“安全の仕組み”を解説🍄

 

どうも、逆張り投資家しめじです。

最近「アメリカ国債の信認が落ちている」「米国の借金が限界だ」なんてニュースを目にしますね。

確かにアメリカの国債残高は天文学的な数字。でもね、“信認が無くなった”という報道ほど、信用してはいけないのが金融の世界なんです。

 

 

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アメリカ国債の信認が落ちる=ドルの信頼が落ちる?

 

国債の信認とは、ざっくり言えば「その国にお金を貸してもちゃんと返してくれるだろう」という信頼のこと。

確かに、米国の財政赤字は拡大の一途で、2025年時点で債務残高はGDPの120%を超えています。

これだけ聞くと「アメリカ大丈夫か…?」と思う人もいるでしょう。

 

でもここがポイント。

アメリカは世界の基軸通貨「ドル」を発行できる唯一の国。

つまり、他の国が“ドルを借りる”立場であるのに対し、アメリカは“ドルを刷る”立場なんです。

この違いが、ほかの国債と「構造的に違う安全性」を生み出しています。

 

 

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■ 暴落が起きると「株が売られ、国債が買われる」仕組み

 

株式市場が暴落すると、投資家は「リスクの高い資産」から「安全資産」へ逃げます。

その“安全資産”の代表がアメリカ国債

 

だから、たとえ「アメリカの信認が〜」と騒がれていても、

実際に株価が崩れる局面になると、

👉 アメリカ国債が真っ先に買われ、金利が下がるんです。

 

この金利低下によって企業の資金調達コストが下がり、

株価が再び買い支えられる。

つまり、アメリカ株が回復する前に、アメリカ国債が必ず買われるという構造になっているわけです。

 

 

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アメリカ国債は「株価暴落の緊急ブレーキ」

 

アメリカ経済の仕組みを“車”に例えると、

 

エンジン:株式市場

 

ガソリン:消費と投資マネー

 

ブレーキ:アメリカ国債

 

 

という関係です。

 

もし暴走(株式バブル)が起これば、金利上昇で株は冷やされる。

逆に暴落が起きれば、国債が買われて金利が下がり、株が再び走り出す。

 

まるでABS付きの高級車のように、アメリカ経済は「安全装置」として国債が組み込まれているんです。

 

 

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■ なぜ“どこまでいっても”国債が買われるのか

 

これはシンプルな話で、世界中の金融機関がアメリカ国債を担保にお金を動かしているから。

中央銀行、年金基金、保険会社、ファンド…

どこも国債を“信用の証明書”として保有しています。

 

もし仮にアメリカ国債の信認が完全に崩れたら?

ドル建ての金融システムそのものが止まります。

つまり世界中の投資家が「詰む」。

 

だからこそ、暴落時に真っ先に買われるのは国債なんです。

アメリカが崩れる=金融システムが崩れるという“共倒れリスク”を誰も取れない。

それが最大の安全装置になっているわけです。

 

 

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■ しめじの逆張り視点🍄:「みんなが怖がる時こそ国債を持つ」

 

米国債の信認が危うい!」という見出しがトレンド入りしたら、

しめじ的にはチャンスサインです。

 

なぜなら、その瞬間こそ世界中が恐怖している=安全資産が買われる局面だから。

実際、2020年のコロナショックでも、2022年の金利急騰局面でも、

最終的に逃げ場として選ばれたのはやはり米国債でした。

 

 

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■ 豆知識💡:金利が下がると株が上がるワケ

 

金利が下がると、企業の借入コストが下がるだけじゃなく、

将来の利益の割引率が下がります。

つまり、理論株価が上昇するんです。

 

たとえば、

「1年後に100円もらえる株」は、金利5%のときは95円の価値。

でも金利が2%になれば、98円の価値に跳ね上がる。

この“金利低下=株価上昇”の数式が、

米国債→株式市場への資金循環のカギになっています。

 

 

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■ 結論:アメリカ国債は「最後に残る信頼通貨」

 

アメリカが信用を失うという話は、20年前から言われ続けてきました。

でもそのたびに、世界中が不安になり、結局アメリカ国債を買う。

 

つまり、「信認崩壊」とは、“信頼されすぎていることへの反動”でもあるんです。

株より先に買われる。だから安全。

それがアメリカ国債という、世界最強の金融システムの本質です。

 

 

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🍄 しめじのひとこと

 

> 投資とは「仕組みを味方につけるゲーム」。

そしてアメリカ国債は、その仕組みの“安全スイッチ”なんです。

 

 

 

 

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🔔 免責事項

本記事は、筆者しめじによる個人的な見解・解説であり、特定の金融商品の売買を推奨・助言するものではありません。

投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

 

 

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