きな臭い日が続きますね。しめじはゴールド・シルバー・パラジウムを全部売りました。
最近の相場、どうも“きな臭い”日が続きますね。
ニュースを見れば、中東やウクライナ、為替介入、FRBの利下げ観測…と、もう情報過多でお腹いっぱい。
そしてそんな時に強いのが「貴金属」。
ゴールドもシルバーも、そしてパラジウムまでもジワジワ上がってきていました。
でも、しめじは——
ここで全部売りました🐶💰
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🪙 ゴールドETF(1540)は明らかに加熱気味
正直、売り時かなと思っていました。
1540(純金上場信託)は、現物ゴールドとの価格乖離がかなり拡大しており、
「ETFプレミアム」がついた状態。
つまり、本来の金価格以上に“人気で買われすぎていた”のです。
もちろん、インフレ懸念が残るなかでゴールドを持つこと自体は悪くありません。
ただし、“皆が買いに走った瞬間”が、逆張り投資家にとっての出口です。
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🩶 シルバーとパラジウムも利確
シルバーは工業需要が一部で強いとはいえ、
足元では景気減速と製造業の鈍化懸念も。
パラジウムは、2021年の高騰を思い出させるような動きが再び出ています。
ロシア・ウクライナの供給リスクが再燃しているのも事実ですが、
そうした“地政学プレミアム”で吊り上がった相場は、
崩れる時もあっという間。
だからこそ、ここで一旦ノーポジションにして、心をリセット。
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🧰 次に気になっているのは「モノタロウ(3064)」
さて、しめじが新しく気になっているのが——
**モノタロウ(3064)**です。
「工具・部品のネット通販」と聞くと地味ですが、
実はこの会社、不況に強い“地味な優等生”。
売上・利益ともに右肩上がり
仕入れから在庫・出荷まで自社一貫の効率モデル
顧客は法人中心(工場・整備業など)でリピート率が高い
景気に左右されにくい“日常的な消耗品ビジネス”
つまり、派手ではないけど底堅い。
逆張り投資家の嗅覚が反応するのは、
「みんなが見向きしないときの地味な優良株」なんです。
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💡 逆張り投資家の視点:華やかさより“堅実”
相場が荒れている時期、投資家心理はどうしても
「安全資産=金」や「話題のAI銘柄」に向かいがち。
でも、そこにはすでに人が群がっている。
逆張り投資家としては、
むしろ“静かに積み上げている企業”にこそ注目すべきと考えています。
モノタロウは、過去の株価チャートを見ると
高値更新したあとに調整が続き、
PERも落ち着き始めている段階。
事業内容はブレておらず、物流投資も継続中。
「派手さはないが、長期では確実に成長している」——
まさに“地味バリュー”の典型です。
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🐶 しめじの結論
きな臭いニュースが増えるほど、
人は金やシルバーに逃げたくなります。
でも、逆張り投資家しめじは、
そういう時こそ冷静に「地に足のついたビジネス」を見ます。
モノタロウはその候補の一つ。
もちろん、すぐに爆上げを期待しているわけではありません。
むしろ、ジワジワと“本来の企業価値”に戻っていく——
そんなゆるやかな上昇を楽しみたいと思っています。