逆張りサラリーマン投資家しめじ

逆張りこそ至高、高値は買わない!

びじょんふぁんどのセンターバックは守りの好決算!

不安と悩みの絶えない皆様こんにちは

あなたが下らないと思うその仕事はしっかりと社会に貢献しています。

どうも、しめじです。

今日は、ぼくの運用している「しめじびじょんふぁんど」で保有している**NTT(9432)**の2025年11月4日発表の第2四半期決算を解説します。結論から言うと、しっかりと利益を積み上げており、今後も継続保有の方針です。

 

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■決算ハイライト

 

- 営業収益:6兆7,727億円(前年同期比 +2.8%)

- 営業利益:9,450億円(同 +2.7%)

- 当社株主に帰属する中間利益:5,956億円(同 +7.4%)

- 1株当たり利益(EPS):7.20円(前年6.60円)

- 中間配当:2.65円(前年2.60円)

 

じわりとした増収増益。通信キャリアとしては十分健闘といえます。

特に利益率の改善が続いており、減価償却費が増えても利益を維持できている点が素晴らしい。

 

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■セグメント別の動き

 

- グローバル・ソリューション事業:営業利益が前年1490億円 → 2689億円と大幅増。

 海外データセンター・クラウド需要が回復しており、法人DX需要を取り込んでいます。

- 地域通信事業(NTT西日本・東日本):安定。微増。

- 総合ICT事業(NTTドコモなど):営業利益は若干減少しましたが、SBIネット銀行との連携など将来への布石が見えます。

- その他(不動産・エネルギー):小幅減少。

 

注目はやはり住信SBIネット銀行の子会社化(持分法適用→連結)。

取得総額4200億円と大型ですが、これにより通信と金融の融合が加速します。

「スマートライフ×フィンテック」の成長余地はまだ大きく、これがNTTの次の柱になりそうです。

 

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■財務の健全性と株主還元

 

- 総資産:33兆4,528億円(+3.4兆円)

- 自己株式:8.0億株(自己株買い継続中)

- 株主資本比率:27.5%(前年34%)

 

自己株買いを継続しているため、株主資本比率は一時的に下がっていますが、これは株主還元を強化している証。

NTTは政府保有比率の引き下げや株式の流動性確保を進めており、今後も安定した自社株買い+増配が期待できます。

 

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■しめじの見解

 

通信セクターは成熟産業と言われがちですが、

NTTは通信×AI×金融の「第2の成長曲線」を描こうとしています。

 

特にAI通信網の整備や次世代光通信(IOWN構想)は、時間はかかるものの将来的には日本発の国際インフラ事業になり得る。

これを腰を据えて保有できる人だけが果実を得る銘柄だと思います。

 

株価は今期も堅調で、PERは依然として10倍前後と割安水準。

長期投資家としては、配当を受け取りながら、次の通信革新をじっくり待つのが正解でしょう。

 

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■結論:継続保有

 

しめじびじょんふぁんどでは、引き続きNTTをコア銘柄として長期保有します。

業績は堅実、財務は健全、配当も安定。

まさに「守りながら攻める」典型的な優良株です。

 

通信という土台の上で、新たな成長領域を積み上げていく――。

この構図が崩れない限り、ぼくはNTTを売る理由を見つけられません。

 

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※本記事はしめじ個人の見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

投資判断はご自身の責任でお願いいたします。