ここ最近、
金と銀がなかなか派手に下げました。
金(ゴールド)も銀も、
インフレ耐性があり、
「最後に信じられる資産」
なんて言われがちですが──
今回の下げを見て、
改めて思うことがあります。
明らかに投機的に買われすぎていた
という点です。
■ 安心できる資産 ≠ いつ買ってもいい資産
金や銀は、
実需がある
歴史的に価値がゼロになったことがない
通貨の発行量増加に強い
こうした理由で
「安心資産」と言われます。
これは事実。
でも、
安心できる資産だから
今の価格が安いとは限らない
ここを混同すると、
普通に火傷します。
■ なぜ「今の価格が安い」と思ったのか?
投資で一番大事なのは、
なぜこの価格が割安だと思うのか
を言語化できるかどうか。
今回の金・銀については、
インフレが続く
米国債が不安
通貨価値が下がる
こうしたマクロな正論はありました。
でも一方で、
チャートは急角度の上昇
RSIは明らかに過熱
「誰もが安心資産と言い出す空気」
正直、
冷静さを失う条件が全部揃っていた
ように見えます。
■ チャートはウソをつかない
しめじはいつも思いますが
チャートは未来を当てない
でも過熱は教えてくれる
今回の金・銀、
上がる理由はみんな知っている
「とりあえず金」みたいな買い
これはもう
投機マネーが主役の動き。
少なくとも、
「今は買っていいタイミングではない」
ということは、
チャートを見ていれば
かなり明白だったと思います。
■ 投機マネーが抜けると、安心資産も普通に下がる
大事なのはここ。
金や銀は、
株より安心
仮想通貨よりマシ
かもしれません。
でも、
投機マネーが入れば
投機資産と同じ動きをする
という現実は変わらない。
短期的には、
・理屈
・実需
・歴史
よりも、
ポジションの偏り
が価格を決めます。
■ 「信じている」ことと「高値掴み」は別問題
金を信じる。
銀を信じる。
それ自体は悪くない。
でも、
信じているから
今の値段でも買っていい
これは全く別の話。
投資は信仰ではなく、
価格との対話。
■ しめじの結論
今回の金・銀の下げは、
金や銀がダメになったわけでも
安心資産でなくなったわけでもない
ただひとつ。
買う側が熱くなりすぎていただけ
どれほど立派な理由があっても、
なぜ今が安いのか
なぜ今買う必要があるのか
ここで一度立ち止まらないと、
投資は簡単に“雰囲気売買”になります。
相場は逃げません。
チャンスはまた来ます。
しめじは今日も、
チャートを見ながら
ラムネを一粒かじって、
冷静さだけは失わないように
していこうと思います。
※本記事は特定資産の売買を推奨するものではありません。
投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
