逆張りサラリーマン投資家しめじ

逆張りこそ至高、高値は買わない!

【今だけは例外かもしれない】株もゴールドも買わない家族に、日本国債(短期・現物)を勧めてもいい時代が来た?

 

こんにちは、しめじです。

今日は珍しく超・守りの話をしようと思います。

 

株もやらない。

ゴールドも買わない。

投信も触らない。

ひたすら 銀行預金だけ。

 

こういう家族、どこの家庭にも一人はいますよね。

これまでは正直、しめじはこう思っていました。

 

> 「いやいや、それインフレに完全に負けてますやん…」

 

 

 

でも最近、少しだけ考えが変わってきました。

 

 

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■ 「何も買わない人」にとっての最大リスクは“インフレ放置”

 

これまでの日本は、

 

金利ほぼゼロ

 

物価もほぼ上がらない

 

預金していれば実質ノーリスク

 

 

という世界でした。

 

だから

「投資しない=現実的な防衛策」

という時代が長く続いたわけです。

 

でも今は違います。

 

食料品は右肩上がり

 

光熱費も上昇

 

保険料も増える

 

税も上がる

 

手取りだけ据え置き

 

 

これはもうはっきり言って、

 

> 「預金=実質的には目減り資産」

 

 

 

の時代です。

 

 

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■ それでも「株もゴールドも無理」という人は、たしかにいる

 

ただ、現実問題として、

 

株=ギャンブルにしか見えない

 

ゴールド=よく分からない

 

投信=詐欺っぽい

 

 

こう感じている人が一定数いるのも事実です。

 

しめじの家族にもいます。

何を言っても絶対に買わないタイプ。

 

そんな人に、

「じゃあ株を買おう!」

「金を買おう!」

と言っても、完全に逆効果になります。

 

 

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■ 今だからこそ「日本国債・短期・現物」なら選択肢になる

 

そこで最近ふと考えたのが、これです。

 

> もう投資そのものが無理なら、

せめて“短期の日本国債(現物)”くらいはどうだろう?

 

 

 

ポイントはここ。

 

✅ 日本政府が発行

 

✅ 元本割れが基本的にない

 

✅ 満期まで持てば価格変動を気にしなくていい

 

✅ 短期なら金利変動リスクも小さい

 

✅ 銀行預金よりはマシな利回り

 

 

これなら、

 

> 「国にお金を貸してるだけ」

 

 

 

という説明で、投資アレルギーのある人にも話が通じるんです。

 

 

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■ 30年国債は魅力的に見えて、一番危険かもしれない

 

最近よく見るのが、

 

30年国債の利回りが3%超

 

 

という見出し。

 

一見すると、

 

> 「おお、3%もつくなら最高じゃん!」

 

 

 

と思いがちですが、しめじはここに大きな罠があると思っています。

 

なぜなら、

 

インフレが3%以上続いたら → 実質利回りゼロ

 

30年間 → 途中で何が起こるか分からない

 

金利がさらに上がれば → 債券価格は下がる

 

途中売却 → 元本割れの可能性

 

資金が30年拘束 → 人生の流動性が死ぬ

 

 

これはもう**“守りの資産”とは呼べないリスク**です。

 

 

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■ 短期債・現物だけは「ギリギリ防衛ライン」

 

だから、しめじが勧めるとしたら、あくまでこれです。

 

✅ 短期国債

 

✅ 現物保有

 

✅ 満期まで持ち切り前提

 

 

これは投資というより、

 

> 「インフレに対する最低限の防衛行動」

 

 

 

に近い。

 

銀行預金で確実に目減りするより、

短期間だけ国に預けて少しでも金利を受け取る。

 

これはもう

ギャンブルでも攻めでもなく、“現実的な生活防衛

だと思っています。

 

 

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■ しめじの結論

 

株も買わない。

ゴールドも買わない。

投信も信用できない。

 

そんな家族に対して、今のしめじはこう思っています。

 

> 「それなら今だけは、

短期・現物の日本国債くらいなら勧めてもいいかもしれない」

 

 

 

30年国債の3%に夢を見るより、

**1年〜2年の短期で柔軟に動ける方が、よほど“強い防御”**です。

 

インフレという静かな敵に対して、

「何もしない」は、もはや中立ではありません。

 

 

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※本記事は特定の金融商品を推奨する投資助言ではなく、

しめじ個人の考え方を述べたものです。

実際の判断はご自身の責任でお願いいたします。