
こんにちは、逆張り投資家の「しめじ」です。
最近の株式市場を見ていると、こんな現象が起きています。
“インフレで価格転嫁しにくい業態は売られやすい”
このロジック、表面的には正しいんです。
でも、だからこそ、**「割安に放置された本物の技術」**に注目するのが逆張り屋の腕の見せどころ。
今回は、そんなインフレ時代に“まとめ売り”されてしまっている技術株の中で、**キーエンス(6861)**に注目した理由をお話しします。
📈 インフレ相場の今、評価される企業とは?
ここ数年、マーケットが高く評価しているのはこんな企業たちです。
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✅ 食品や日用品など「値上げできる」メーカー(例:P&G、ネスレ)
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✅ エネルギー・資源関連など、市場価格そのものが上がる業界
こういった業界は「インフレでも収益を守れる」として買われています。
逆に、“値上げがしにくい業態”は苦戦中。
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📦 メーカー(特にBtoB系)
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🏢 専門商社
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⚙️ FA(ファクトリーオートメーション)関連
…これらは「価格競争が激しい」「差別化しにくい」とされて、一緒くたに売られてしまっているのが現状なんです。
🧱 でも、本当に“価値がない”のか?
ここで、しめじの出番。
インフレ時代は、確かに“価格転嫁力”が投資判断の最上位に来る傾向があります。
でもちょっと待ってください。
「価格転嫁しにくい=企業価値が低い」って本当ですか?
これは極論です。
とくに、日本企業の中には“価格転嫁が下手なだけで、本質的な価値が高い企業”がたくさんあるんです。技術力、独自の営業スタイル、高収益モデル、すべて揃っているのにまとめて投げ売りされてる。
そんな宝石のような企業を見つけ出して、そっとポケットに入れておくのが、逆張り投資家の楽しみです。
🔧 その代表例が「キーエンス」
キーエンス(6861)は、センサーや画像処理装置など、工場の自動化に必要な超高精度な製品を開発・販売している会社です。
実はこの会社、普通の「部品メーカー」ではありません。
つまり、単に「モノを売ってる会社」ではなく、ソリューションを売ってる会社なんです。
それなのに、インフレ相場の中では「BtoBで価格転嫁しづらそう」などの理由で、評価が地味になっています。
でも……ここでしめじのセンサーが反応しました。
📉 チャート的にも「割れている今」がチャンス?
2025年7月時点でのキーエンスの株価は、過去の高値(2021年後半)から見れば調整局面にあります。

PERも過去よりやや下がってきており、市場の期待が一時的に薄れている状態です。
でもこれは、言い換えれば、
技術力のある会社が、割安に手に入るチャンス
とも言えるわけです。
実際、業績が落ち込んでいるわけではなく、利益率も依然として高水準。今は半導体設備投資の一巡や、工場の稼働率低下でFA関連が全体的に調整していますが、長期で見れば産業オートメーション化は不可逆な流れです。
📦 “売られすぎた技術株”に光を当てよう
インフレの波に乗れる会社ばかりが注目されていますが、それはあくまで「今の物差し」です。
逆張り屋のしめじが探したいのは、**一時的な評価軸の変化で過小評価された“実力派”**です。
キーエンスのような企業は、営業利益率、技術の独自性、現場との距離感、どれを取っても一級品。
それが、「価格転嫁ができないから」という理由でまとめて売られている。これは明らかにチャンスのにおいがします。
🧭 しめじの投資羅針盤:今こそ、“技術で選べ”
今のインフレ相場では、“値上げできる企業”にスポットライトが当たっています。
でも次のサイクルでは、「どれだけ付加価値を出せるか」「誰にもマネできない提案ができるか」が再評価されるはず。
その時、キーエンスは“いつもの位置”に戻ってくる。むしろ、それ以上に跳ねる。
だからこそ、今は静かに、地味に、買い拾っておくのが、しめじの流儀です。
※当ブログの内容は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。